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バーチャルインフルエンサーエージェント「VIM」に所属する(左から) ucaと葵プリズム

スクリーンの向こう側で活躍する俳優やモデル。彼ら彼女らのことは、テレビ越しに、あるいはスマホ越しにしか見たことがない。ある日ぼーっとテレビを観ていると、ふと「この人たちって、本当にこの世に実在するのだろうか」などとくだらないことを考えた。

当然、実在する。しかし、彼ら彼女らは私たちの現実生活に登場することはほとんどない。言ってしまえば、実在する人間でさえもアニメのキャラクターと同じく、多くの人々にとって実在性を感じない「バーチャル」な存在であることが多い。

バーチャルといえば、ここ最近「バーチャルYouTuber(VTuber)」や「バーチャルモデル」の領域が盛り上がりを見せている。後者でいえば、主にInstagramなどSNS上で活動するMiquela Sousa(ミケイラ・スーサ)が代表的な存在だ。


(引用元:https://www.instagram.com/lilmiquela @lilmiquela)

ミケイラはカリフォルニア州出身の19歳(という設定)で、2016年4月にInstagramアカウントを開設。現在は160万人以上のフォロワーを抱え、モンクレールやJ.W.アンダーソン、シュプリームなど多くのファッションブランドとコラボするなど、バーチャルモデルの中でもトップクラスの活躍をしている。

日本発のバーチャルモデルも出てきた。2018年夏にInstagramを始めたという、ピンクヘアーが特徴のimma(イマ)だ。


(引用元:https://www.instagram.com/imma.gram/?hl=ja @imma.gram)

現在のフォロワーは7万強。彼女のInstagramにはモデルの水原希子や秋元梢との2ショットが投稿されているが、肌質や服のしわ、影に至るまで精巧なCGで作られており、本物の人間と勘違いするほどクオリティが高い。ファッションブランドのバーバリーやクリスチャンダダなどとのコラボも行っている。

18年にグリーがVTuber特化型のライブエンターテイメント事業に100億円規模の投資を行ったニュースも記憶に新しいが、バーチャルモデル自体の市場規模拡大も予測されている。世界中でバーチャルモデルと呼ばれる“人々”はここ最近増えており、ビジネス的にもカルチャー的にも今後ますます盛り上がっていく領域だろう。

そんななか、日本の小さなスタートアップがバーチャルモデルの市場に挑むことを表明した。

文=石原龍太郎 写真=ラン

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