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DJ Khaled / Getty Images

セレブが携わるレストランが多数あるシカゴに、DJキャレドが手掛ける「The Licking」がオープンして1週間が経った。店は繁盛し、今だに行列が出来ている。
 
 “オーセンティックなマイアミスタイルの料理”を提供する「The Licking」が全米6店舗目の出店先に選んだのは、シカゴのオースティンだ。メニューは伝統的な南フロリダ料理に南部の要素を加えたもので、巻貝のフライやコラードグリーン(青菜の炒め物)、ロブスターテール、オリジナルソースで食べるチキンウィングなどだ。
 
ちなみに店名の“licking(リッキング)”は、指についたソースをなめる仕草を意味する。他にもレッドベルベットケーキ、チキンとレッドベルベットワッフルのセット、そして「有名な謎ドリンク」なども人気だ。
 
DJキャレドはこのレストランチェーンのアンバサダーであり共同オーナーでもある。立ち上げたのはPoe Boy Music Groupの創業者でCEOのElric "E-Class" Princeだ。マイアミガーデンズにオープンした店はメディアの注目を集め、カニエ・ウエストも訪れたとされている。
 
Princeは当時、マイアミヘラルド紙に対し「目標はレッドロブスターだ」と語っていた。
 
「我々は次のレッドロブスター、あるいはChili’s(レストランチェーン)、アウトバック(ステーキハウス)になろうとしている」
 
シカゴ店では少なくとも20人の従業員を周辺地域で雇用する計画だ。シカゴではミドルクラスの流入により、報酬の高い仕事が中心部に移っているため、近隣住民にとってはうれしい話だ。
 
「The Licking」がフロリダ州以外に進出したのはこれが初めてだ。地域に職と健康な食事をもたらした同店は、近隣の人々であふれている。地元のラッパーのDreezyやG Herboなども訪れたという。シカゴのオースティンは俳優のウッド・ハリスが育った場所であり、プレイボーイ創業者のヒュー・ヘフナーも小学校に通っていた。
 
DJキャレドがフランチャイズを始めたのは、「サービスを十分に受けることができないアフリカ系アメリカ人たちに、近所で良質な食事ができる場を提供するため」だった。
 
オースティンにはソウルフードを提供する店舗が多数存在するが、南フロリダ料理が食べられる「The Licking」はユニークだ。中西部の料理もメニューにあるが、フロリダテイスト漂う巻貝やロブスターが個性を際立たせている。

編集=上田裕資

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