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SAPのイベントに登壇したモデルのカーリー・クロス

カーリー・クロスはヴィクトリアズ・シークレットのエンジェルを務めるなど、輝かしい経歴を持つスーパーモデルだ。だがクロスは自身を「スーパーモデル、起業家、慈善家」と名乗る。モデルの中では初めて本格的にユーチューブやインスタグラムなどソーシャルメディアを活用したクロスは、その影響力を生かしてファンの女の子にコードを教えるコースを開始した。

クロスの最新のニュースが、ソフトウェア企業SAPのブランドアンバサダー就任だ。クロスはSAPのイベントに登壇し、CMOのアリシア・ティルマンと、女の子をエンパワーすることへのパッションについて語った。

クロスはユニークなキャリアを持つ。スカウトされたのは13歳の時、当時住んでいたセントルイスのモールでのことだ。「ファッションのことは全く知らなかった。保育士か医者になろうと思っていたので、ファッションは自分の人生ではなかったし、全く計画していなかった」と振り返る。モデル事務所に所属してモデル業を開始したのは若干15歳──「気がついたらファッション業界にいた」と言う。

時代もあったのだろう。ファッションが虚構の世界とすれば、クロスはソーシャルメディアでありのままの自分を表現することにした。科学が好きで学ぶことが好き、たくさんのことに関心がある少女は、ソーシャルメディアというチャネルで発信を開始する。瞬く間にフォロワーを集める。

中心は、モデルへの憧れやファッションへの関心から、主として若い女性や女の子。ユーチューブには舞台裏の様子、フォロワーからの質問に答えるシリーズ、クロスが体験する世界の都市を3〜4分で紹介する24時間シリーズ、料理などがある。「背が高くてブロンドのセントルイス出身のモデルだけではない私を見せたかった」と語るクロス。現在フォロワー数はインスタグラムが約820万人、ツイッターが約587万人、ユーチューブのチャンネル登録者数は約77万人を誇る。

モデルとしてのキャリアの最中に、クロスは一旦学校に戻る。ニューヨークにあるFlatiron Schoolでクロスが学んだのはプログラミングだ。「ファッションはクリエイティブな業界。でも、起業家たちと出会い、技術は業界をひっくり返すパワーがあると学んだ。そこに大きな興味を抱いた」とクロス。

文・写真=末岡洋子

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