世界38カ国、800万人が愛読する経済誌の日本版

24時間利用というコンセプトを打ち出し世界中に革新をもたらしたエニタイムフィットネス。いまその中でも日本市場に注目する理由をPresident、デイブ・モーテンセンが語る。


Do the Right thing──。
 
5月14日、沖縄で開催されたエニタイムフィットネスのフランチャイズオーナー向け日本カンファレンスで掲げられたキャッチフレーズは、日本市場の重要性を物語るものだった。カンファレンスで講演を行ったエニタイムフィットネスPresident、デイブ・モーテンセンは意義をこう語る。

「日本のフィットネス人口は総人口の3%しかマーケットがありませんでした。それが近年は急激に伸びてきている。エニタイムフィットネスにおいても日本はアメリカ以外のマーケットではナンバーワンの成長力を見せており、最も重要な国のひとつとなっています」  

エニタイムフィットネスの現在の日本店舗数は547。当初、同社は2020年の店舗数の達成目標として500という数字を掲げていた。それを1年前倒しで達成した。

「健康意識の高まりとともに、勤勉で忙しい日々を送る日本人のライフスタイルに24時間いつでもワークアウトできるという我々のサービスがマッチしたということが言えるでしょう」
 
デイブは35年あまり、フィットネス業界でコンサルタントとして活躍してきた。そうしたなかでフィットネスジム運営と顧客のニーズにギャップが存在することに気がつき、共同経営者であるチャック・ラニオンとともにエニタイムフィットネスを起業する着想を得た。

「最初のジムをオープンさせる前から、フランチャイズの申し込みがいくつもありました。このビジネスは最初から手応えがありました」(デイブ)

エニタイムフィットネスはマシン特化型のシンプルなモデルにすることで、24時間年中無休でありながら手頃な価格でワークアウトができるというサービスを提供している。また多くのジムで定番となっているロッカールームを廃止し、アットホームで誰でも利用しやすい雰囲気をもつ空間を目指したこともヒット要因のひとつとなった。

02年にミネソタ州ケンブリッジに最初のジムをオープンさせたエニタイムフィットネスは、フィットネス界に革新を起こした。いまでは世界27カ国、約4400店舗を展開するグローバルカンパニーとなったのだ。 デイブは世界進出のリーダーとして、これまでオーストラリア、日本、中国などのマーケット開発、マスターフランチャイジーのコンサルなどを手がけてきた。

「エニタイムフィットネスは08年にオーストラリアにジムをオープンさせ、初の海外進出を果たしました。そのときに『健康的なライフスタイルに貢献』する、という我々のコンセプトが世界中で通用すると“確信”をもつことができました」
 
米国メジャービジネス誌“ENTREPRENEUR”の「グローバル・フランチャイズ・ランキング」で2年連続1位、“Forbes”にて「アメリカで最も有望な企業のひとつ」に選ばれるなど、その企業価値はいまなお、上昇の一途をたどっている。さらに、デイブは、フィットネス業界全体で「思慮深く寛大なリーダー」として高い評価を受けることになる、“Ernst&Young”の「Entrepreneur of the Year」にも選ばれている。  

デイブは自身の理想と夢をこう語る。「フィットネスを通じて世界中の人々に自信を与える。人は自分を好きになることで、社会に何かを還元したいという意欲をもつことができる。エニタイムフィットネスが人をサポートすることで、よりよい社会を実現できると私は信じています」


エニタイムフィットネスの日本のフランチャイズオーナーへ向けたカンファレンス「第4回AFJアワード」。今年はデイブPresident参加のもと、沖縄で開催された。年間増加在籍数、年間在籍増加率、月間平均退会率の優秀クラブとともに、「OPENフィットネス宣言」に基づき、継続的に地域社会に貢献する活動をしたクラブも表彰された。写真はプレゼンターを務めたFast FitnessJapanの土屋敦之社長。

日本発の試みにも注目が集まっている。エニタイムフィットネスは知的障害のある人たちにスポーツを通じて社会参加を応援するイベントである「スペシャルオリンピックス」にグローバルパートナーとして19年から参画している。

「これは日本発の提案で、アメリカでもサポートを行うことになったプロジェクトです。障害を乗り越えてスポーツトレーニングを行い、競技に参加する方を支援するということは私たちの企業理念とも合致する。一人ひとりがハードルを克服してプレイする姿を応援できるという経験はとても感動的なものでした」

“Get to a Healthier Place”の理念とともに、身体の健康だけではなく、社会貢献やSDGsへの取り組みなど社会をヘルシアにしたいという活動も積極的に行っているエニタイムフィットネス。そのなかでも日本市場は重要な役割を果たしつつあるのだ。  



デイブに日本のフランチャイズ事業者と接した印象を聞くと、「誠実でチームワークがよく一生懸命物事に取り組む日本人の国民性が私は大好きです」と語り、最後に、力強くこう締め括った。

「日本のマーケットはとても有望です。これからもさらに店舗数を増やしていきます。現在中心となっている大都市圏に加え、これからは地方都市にもエニタイムフィットネスを増やしていく予定です。これは不可能なことではなく、現実的なビジョンです。沖縄のカンファレンス会場に広がる熱気で、私は決意をさらに強めました」

世界に拡がるエニタイムフィットネス


※2019年5月時点

エニタイムフィットネスは、2019年4月現在、世界27カ国で約4400店舗を達成している。その内訳が上記。547店舗の日本を筆頭に1800店舗以上がアメリカ国外で展開されている。


デイブ・モーテンセン◎2002年に共同創業者のチャック・ラニオンとともにアメリカミネソタ州ケンブリッジにエニタイムフィットネスの1号店を立ち上げ、起業。以来、創業者兼Presidentとして、日本、オーストラリア、中国など、海外展開を積極的にリード。世界最大規模の店舗数を誇るビッグ・フィットネスクラブチェーンへと成長させている。

エニタイムフィットネス
https://www.anytimefitness.co.jp

Promoted by エニタイムフィットネス / text by Shinichiro Akaishi / photograph by Masahiro Miki / edit by Akio Takashiro

あなたにおすすめ

合わせて読みたい