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A lifetime in the car business, first engineering, now communicating

hoto by Calla Kessler/The Washington Post via Getty Images

フォード傘下で自動運転車を開発中の「Argo AI」が6月12日、新たなプロトタイプ車両を開発し、テスト拠点をデトロイトに拡大するとアナウンスした。設立から2年半が経過したArgo AIにとって、この車両は3世代目のものとなる。フォードは2021年に自動運転車のリリースを目指している。
 
今回のプロトタイプはフォードのハイブリッド車「フュージョン・ハイブリッド」のセダンモデルをベースとしているが、フォードが商用利用を目指す自動運転車はセダンタイプではない。なぜなら同社が投入を計画する自動運転車は、ライドシェアからフードデリバリーや宅配まで広範囲に利用可能なモデルで、既存モデルでいうとTransit Connectのような小型のバンになるはずだ。
 
新型のテスト車両では、カメラやレーダーの性能がアップした。カメラは以前よりも高い解像度とダイナミックレンジを持つもので、暗い場所や距離のある物体の認識精度が向上した。また、新型のレーダーはフェンダー部分に搭載され、LiDARは既存モデルと同様に天井に載せられている。
 
さらに以前のモデルでは後部座席に乗車した場合、トランクに搭載されたコンピュータユニットの発熱で不快な思いをしたが、新モデルでは冷却ユニットが追加されたため、この問題は解消した。Argo AIはプロセッシングに使用中のチップのメーカー名を開示していない。
 
Argo AIは現在約100台の自動運転車をテスト中で、それらはマイアミやワシントンDC、ピッツバーグ、パロアルト、ディアボーン、デトロイトの公道を走っている。新型のテスト車両は、これらのモデルに置き換わるものになる。
 
フォードはデトロイトのコークタウン付近に自動運転部門のオフィスを置いており、デトロイトでのテスト走行は、その近隣エリアで実施される。フォードにとってデトロイトは自動運転の試験を行う5つ目の都市となる。

編集=上田裕資

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