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世界38カ国、800万人が愛読する経済誌の日本版

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韓国と言えばビューティー、化粧品などを思い浮かべる女性は多いのではないだろうか。実際、韓国の化粧品の輸出額は、2016年から日本を超え(日:3313M 韓:4860M USD)、K-beautyはトレンドから、主流になりつつある。*Source:UN Data(2018), Korea Cosmetic Industry Institute (2018)

もちろん韓国国内でのコスメも活発だ。繁華街を歩けば数多くのロードショップ(化粧品ブランドの店舗)が並び、コスメに力を入れたドラッグストアチェーンも次から次へとオープンしている。さまざまなブランドや広告が乱立する中、良質な化粧品を買いたいと思うも、「本当の所どうなのか」を個々人が見抜くことは至難の技である。

化粧品の有効成分名や有害成分を買う都度、いちいち確認することは事実上不可能である。最近はEC上によくレビュー機能がついてあり、口コミをチェックすることが出来るが、実際どれくらい頼りになる情報なのかは未知数のまま。出来ることならば、自分の肌に合わない成分が入っているのか調べ、検討したい。そんなかゆい所に手が届くサービスが、美容大国の韓国に存在する。

韓国の20〜30代の女性から圧倒的支持を得る、化粧品成分解析アプリ「ファへ」

ファへは韓国語で「化粧品を解析する」の略語。2013年7月にローンチし、2019年3月末時点で700万ダウンロード、MAU130万を達成している。韓国女性全体の人口が2500万人であることを考えると、韓国人女性の約3人に1人、若い女性のほとんどはファへを使っていることになる。「ファへ」アプリが一番起動されるのはドラッグストアに入る前。なぜ韓国の女性たちは化粧品を買う前に必ずファヘを確認するようになったのか。

ファヘは「成分情報」「化粧品のレビュー」「ランキング」「ショッピング」「ビューティーコンテンツ」まで一気通貫で提供する。しかし、最初からこの全ての機能を提供していた訳ではない。ファヘは徹底的にユーザーのニーズを反映し、ゆっくりサービスを拡大させて来た。

まず、中核機能である成分分析は、化粧品ごとの全成分と20個の注意成分、アレルギー成分、肌タイプごとの注意成分と機能性成分などの情報を提供、それに続きユーザーからの詳細なレビューを確認することが出来る。また、肌タイプごとのユーザーレビューを絞り込んで確認することが出来、アトピー、ニキビ肌、敏感肌など特定の肌タイプのユーザーが書いたレビューだけを選択して読み込むことが出来るなど、優れたUXを提供する。

サービス開始時から、「問い合わせ」を最も見えやすい所に配置し、ユーザーの意見を徹底的に聞き入れ改善に改善を繰り返した成果である。ファへは2013年サービスをリリース後、2014年5月には化粧品レビュー、2015年にはランキング、2017年6月にはショッピング機能を追加した。

ランキングはお肌のタイプ・悩みごとのランキングを確認することが出来、ショッピングでは厳格な基準(口コミ点数など)で厳選したコスメのみ販売。ビューティーコンテンツは、専門の編集者が提供する新商品や人気アイテム、ビューティートレンドやTips、セール情報を受け取ることが出来る。ランキングには実際にユーザーからの評価が高いものだけが上位に表示されるため、有名なブランドでなくても優れた製品力をもつ商品を見つけることが出来る。

文=Maria Han

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