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──「人間力」とは?

その頃は、時間にもルーズだったし、うまくいかないことを他人や環境のせいにしていました。人と比べない、時間を守る、人のせいにしない、とか、そういう基本的なことができていなかった。

失敗を人のせいにして、また同じ失敗を繰り返して…… そんな悪循環を自分でつくってしまい、ストレスで体調を崩したのをきっかけにモデル事務所を辞めて、フリーランスのモデルとして働きはじめました。

その頃から健康について考えることが増えて、食に対する興味が湧いて、それでケータリングをしている師匠について、アシスタントとして働くことになります。

──そこで「健康」や「食」と向き合い始める、と。

ちょうど1年間、アシスタントとして本当にたくさんのことを勉強させてもらいました。

その頃モデルの仕事が忙しくなって離れることになったんですけど、みんなに料理を食べてもらいたいと思って、富ヶ谷の「CALLAS」でイベントを主催したんです。そこで、モデルの仕事でお世話になっていた編集者とか身の回りの人を呼んで、「美味しかったらケータリング頼んでください」って話をしました。それが「美菜屋」の始まりです。

モデルの仕事とケータリングの仕事、この2つの相性がとてもいいんです。自分が現場に行ったときに、ケータリングやってるんですよって話せば営業もできるし、裏方の気持ちがよくわかるんですよね。

これまでの自分はモデルとして現場に行っていましたが、ケータリングとして現場に行くと、挨拶されないし「ごちそうさま」も「お疲れさま」も言われなかったりする。そのときに、「私もみんなに挨拶してなかったかもしれない」ってハッとしました。違う視点で見て初めてわかることがあるんですよね。だから、「こんにちは」とか「ありがとう」とか、本当に小さいことですけど大切にするように気をつけています。



──ランニングをすることになったきっかけは?

それも体調を崩しているときに、ELLEgirlという女性誌から、名古屋ウィメンズマラソンでハーフマラソンを走りませんか?というお誘いがあったんです。でも、どうせ出るなら、フルマラソンを走って強くなろうって。

自分がまだ挑戦したことがない未知のことをやって、今の状況を変えたいっていう気持ちでした。まさか完走できると思ってなかったけど、走ってみたら、4時間半くらいでゴールできたんです。その経験がすごく自信になって、今につながっています。私はすごく口下手なんですけど、コメントを求められたときもすらすら喋ることができるようにもなった。フルマラソンを走れただけで、人ってこんなに変われるんだ!って。

文=長嶋太陽 写真=西村理佐

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