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フォーブス ジャパン編集部 エディター

トルコでインタビューに答えた長友佑都 (c) Shinji Minegishi

セリエAの名門・インテルを経て、現在はトルコ・スュペル・リグのガラタサライSKに所属。日本代表では国際Aマッチ116試合出場を達成するなど、プロサッカー選手として、第一線で活躍し続けている、長友佑都。

そんな彼が挑戦するフィールドはスポーツだけでなく、“ビジネス”にも広がっている。2015年4月にサッカースクール『Yuto Nagatomo Football Academy』を手がける「INSIEME」を設立。約1年後には、ヘルスケアやアスリートサポートを中心としたビジネスを展開する「Cuore」を設立した。

設立後、運動事業を中心にビジネスを展開してきたCuoreだが、新たに食事業も展開していくという。6月20日には長友の専属シェフを務める加藤超也シェフと、監修を務めた山田悟医師とともに3年かけて編み出した食事法「ファットアダプト食事法」をPC・スマホから実践できるWEBアプリをリリースするほか、著書も出版する。

なぜ、長友はプロサッカー選手だけでなく、起業家としての人生も歩むことにしたのか。彼が今後、起業家として挑戦したいこと、ファットアダプト食事法とは何か。長友佑都に話を聞いた。Forbes JAPANでは起業家・長友佑都の挑戦を複数回に分けてお届けする。

起業を決意した、3つの理由

僕が「起業しよう」と思った背景には、3つの思いがあります。まずは、自分がこれまでのサッカー選手としてのキャリアで得てきた、さまざまな経験や気づきをひとりでも多くの方に伝えていきたいと思ったからです。

厳しい環境に身を置き、ライバルと闘い、価値を見出してもらう。その過程で得られた、研ぎ澄まされた感覚や経験。これを伝えることで、多くの人の人生に影響を与えられるのではないか、と思いました。

だからこそ、僕が携わっているサッカースクール「INSIEME」やヘルスケアやアスリートサポートを中心としたビジネスを展開する「Cuore」では“本物”を届けることを意識しています。情報が氾濫している世の中だからこそ、正しいと信じられる物を届ける。それが誰かの成長に繋がることはすごく嬉しいし、社会問題などにも貢献できると思っています。

つぎに、僕は自分のことを好奇心がとても旺盛な人間だと思っています。挑戦することを絶対にやめたくない。あくまでもサッカーを通して、「長友佑都」という人間を成長させている感覚を常に持っていて、偶然、人生という長い物語の中で“起業”というものに出会うことができた。サッカー選手ではなく、ひとりの人間としてビジネスでも挑戦していきたい。そして、そのプロセスで成長したいと思ったんです。

最後は規模の大きさや影響力の大きさです。僕はいまサッカー選手として働き、発信力を少しずつ育てています。でも、より多くの人に影響を与えたり、助けたりするためには、一人ではあまりにも小さ過ぎると感じています。

僕の想いに共感・共鳴してくれる仲間がいて、志という炎が掛け算になって大きくなっていく。そして、その炎が大きければ大きいほど、多くの人の目にとまり、多くの人に僕たちが届けたい価値が届き、満足してもらえる。そんなスケールとスピードを求めるには会社で動くことが良い、と思いました。

構成=新國翔大

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