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I write about leveraging neuroscience to create remarkable leadership.

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リーダーシップと組織文化のコーチとして、私は部下に最善のことを望んでいるはずの優れたリーダーが、部下の成功を阻害してしまう状況をしばしば見てきた。

人間は、戦う、逃げる、凍り付くといった行動に出る「動物的な状態」、つまりは爬虫類脳や哺乳類脳に体を乗っ取られた状態と、脳の3層が共に働き、大きな熱意を持って協調したり、革新を可能にしたりする「スマートな状態」のどちらかの状態にある。私たちは当然ながら、部下がスマートな状態にある文化を生み出すべきだ。しかし、こうした意図を持っていても、人々の行動によってそれが妨げられてしまうことも多い。特に人々が動物的な状態にある時にはなおさらだ。

以下の一覧を見て、あなたの組織でよく見られる行為はどれかを考えてみてほしい。

<人を「動物的な状態」にする行為>

・説明抜きの解雇/組織改革
・厳しい/非現実的な締め切り
・対立
・陰口
・駆け引きのための見せかけ
・秘密/未知のもの
・矛盾したメッセージ/不明瞭な期待
・予算削減
・変化の強制
・売上減少/主要顧客の損失
・燃え尽き

次に、人を「スマートな状態」にする行為の一覧を見てみてほしい。

<人を「スマートな状態」にする行為>

・解雇/組織改革の理由や、それが会社・部署の健全性のためだということの明確な説明
・約束と依頼の文化、優先順位の明確化、安心できるコミュニケーション
・異なる意見を尊重し、オープンな形で対立を認めて解決する文化
・陰口は絶対に許さない。上層部もこの方針を全面的に支援する
・駆け引き、陰険な攻撃、妨害を絶対に許さない。上層部もこの方針を全面的に支援する
・一貫性と透明性のあるコミュニケーション
・明確なコミュニケーション、変化を推進する活動
・予算削減についてと、それに各自がどう協力できるかについての明確なメッセージ
・変化の理由や意義についての明確なメッセージ
・売り上げや顧客の減少をどう打開するかに関する明確なメッセージ
・仕事量が適切に管理された持続可能な組織文化

自分のチームをスマートな状態に保持・移行させるために、どのようなコミュニケーションをどれほどの頻度で取ればよいかを考えてみてほしい。

編集=遠藤宗生

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