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クリエイティブなライフスタイルの「種」

「Robotex International Conference」では子どもたちがロボットを通じてテクノロジーの真価に触れる。

小学生でアプリ開発、10代で起業……そんなニュースにあまり驚かなくなった昨今。いわゆる“起業家”のイメージは、ここ数年で様変わりしたでしょう。固定概念にとらわれない子どもたちの自由な発想は、さまざまなイノベーションを生み出しています。

未来のリーダーを育成しようと世界各国がこぞって起業家教育に力を入れる中、2019年、日本でもZ世代を中心としたロボット教育ネットワーク「ロボテックスジャパン(Robotex Japan)」が立ち上がりました。電子国家として知られるエストニアで2001年の設立以来、5大陸18か国にまたがり一大ムーブメントを巻き起こしている「ロボテックス」の日本支部です。

PISA(OECD生徒の学習到達度調査)各分野ランキング上位に名を連ねるエストニアは、イノベーションの鍵となるIT教育を早期から推進し、ロジカル且つイノベーティブな起業家人材の育成に繋げています。 

果たして、IT教育の推進により、日本でも世界に通用する起業家人材は育つのでしょうか。Z世代のCEOとして活躍するロボテックスジャパンの齋藤侑里子氏(22)に、その考えを聞いてきました。

誰もが“好き”に向かって走れる未来を作りたい


エストニア首都タリンで開催された「Robotex International Conference 2018」には、会場に収まりきらないほどの参加者が訪れた。

各業界から熱視線を浴びているロボテックスでは現在、STREAM(Science, Technology, Robotics, Engineering, Art, Math)とアントレプレナーシップ教育を軸に、フェスティバル開催や教育機関設立、事業支援など、産学官民の垣根を超えた実に幅広い取り組みを行っています。

世界各国にネットワークを広げる同社は、各地のプレイヤーによってそれぞれの地域課題に寄り添ったコミュニティを育成。日本支部であるロボテックスジャパンは、人間とロボットが共存する未来で活躍できるチェンジメイカーを生み出すべく、主体性と創造力育成を目的としたワークショップやイベントを開催しています。

就職活動を終えた大学4年生時、現ファウンディングパートナーである孫泰蔵氏率いるVIVITAより、同社CEOの誘いを受けた齋藤氏。出会いのきっかけは大学3年の冬、就職活動に区切りをつけて飛んだエストニアでした。

文=佐藤祥子

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