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ドイツ銀行はこのほど、世界の国々と都市の物価や生活水準を調査した8度目の年次報告書を発表した。今回の調査では、世界主要55都市の公共交通機関の料金に着目。1カ月の定期券代に大きな差が出る結果となった。

たとえば、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの通勤客が払う1カ月の定期券代は平均で15ドルだが、ドイツのベルリンでは89ドルだ。しかし、世界主要都市で最も公共交通料金が高額なのはロンドンで、1カ月の定期代は179.4ドルと桁外れだ。

とはいえロンドンも、200ドル以上だった2014年よりは安くなっている。それに、料金は高いものの、ロンドンの公共交通機関は、幅広く網羅されているうえに効率がよい。市内の移動手段のうち約37%を占めている。

1カ月の通勤定期券代で世界2位となったのが、アイルランドの首都ダブリンで、平均128.1ドル。続いて3位に入ったのがニュージーランドのオークランドで、125.7ドル。4位は東京で、123.1ドルだった。

アメリカの都市で最も高い5位にランクインしたニューヨークでは、1カ月の定期券代の平均は121.0ドルだ。シカゴは9位で、市内交通網の1カ月定期券代の平均は107.0ドルだ。

ただし、イギリスの首都ロンドンの地下鉄料金の高さに辟易して、レンタカーを借りようと考えている旅行者は要注意だ。ドイツ銀行の調査によると、ロンドンは、レンタカーの1日平均利用料が172ドルで、これまた世界一なのだ。おまけに、そこには法外に高い駐車料金が含まれていない。

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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