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Jeanette Dietl /shutterstock.com

昇給を要求するのは容易いことでない。上司に拒否され、失意やばつの悪さとともに交渉を終えることも多い。しかし当然ながら、確かな昇給実現方法はひとつしかない。それは、自分から要求することだ。

私は先日、上手に昇給を要求する方法を知るべく、ビジネス&キャリアコーチのエレイン・ルー・カータスに話を聞いた。彼女は、クライアントが自信を持ち、自分に見合った給料を得るために使っているテクニックを教えてくれた。

──カータスさんは、多くのクライアントが勇気を振り絞って昇給を願い出る支援をしてきました。このプロセスで最初のステップは何でしょうか?

カータス 下準備です。「glassdoor.com」、「salary.com」、「onetonline.org」などの給与情報サイトからのレポートをプリントアウトし、自分が妥当な給料を受け取っていないことを示しましょう。例えば「salary.com」には、人事担当者から集めた賃金データからの8億件の市場データポイントがあり、企業での昇進を目指す人でも、家族経営事業やNPOで働く人でも、信頼性の高い情報が得られます。

──事前にやっておくべき重要な準備はほかにありますか?

カータス 自分の実績をアピールする文書を作成する必要があります。上司との面談に先立ち、これまで自分が成功させてきたことを全て文書に書き出しておきましょう。売り上げた金額、自分が管理した人の数、管轄した予算額など、できる限り多くの数字を加え、いかに目標や期待を上回ったかをアピールすること。今の職務をどのくらい続けたかは問題ではありません。私のクライアントの中には、職に就いてからわずか半年だったものの、職務の目標を上回ったことを示すことで昇給要求を通した人もいます。

──現時点でアピールする業績のない場合はどうすべきでしょうか?

カータス 職務目標を超えるような働きができていないのなら、それができたと言えるまで数カ月間待つことを検討しましょう。ただし大半の人は、時間の経過につれて仕事量が増え、既に複数のプロジェクトをしっかりとこなすようになっているはず。職務内容についても、上司との面接の際にプリントアウトして持参するべきです。昇給を要求する際、感情的になることは絶対に避けましょう。自分の業績と職務内容を記載した文書は、自分が昇給に値することに対する疑念を払拭してくれる確固とした証拠になります。

編集=遠藤宗生

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