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キャリア、求職活動及び労働人口の中のミレニアル世代について執筆

fizkes / Shutterstock.com

キャリアコーチである私の元には、キャリアの転換期にいてリーダーシップスキルを身に付けたり改善したいと思っているクライアントが多く訪れる。ミレニアル世代の最年長層は現在35歳前後で、管理職の仲間入りをしつつある。つまり、成長を手助けできる新米管理職が多く存在するということだ。

リーダーには、社会のネガティブな諸問題の中を進み、行動を管理し、正しい決断を下す能力が必要だ。この移行に備え、心の知能指数(EQ)を改善することは、自己のリーダーシップ能力を高める有効な方法の一つとなる。EQには大きく2つの柱がある。ひとつは自分の感情の自己認識、もうひとつは他者の関係性管理だ。

以下の3つのスキルに関し、EQを念頭に置きながら自己分析をしてみてほしい。

1. 自己管理をする

リーダーの仕事がストレスを誘発する主な原因のひとつは、朝起きた瞬間から夜寝る瞬間までの生活を自分の役割に支配されてしまうことにある。朝一番でメールをチェックしたい衝動にあがなうこと。メールチェックの回数を減らせば、健康全般が改善し、ストレスも軽減することは研究により証明されている。

コーヒーを楽しんだり、運動の時間を取ったり、瞑想(めいそう)をしたりしてから、一日をスタートさせよう。仕事に向かう前に、心構えをポジティブな方向へ持っていくこと。こうすることで、より余裕をもってストレス要因をコントロールできるようになる。結果として、どんな状況でも最高のパフォーマンスを発揮できるようになるだろう。

その日のペースが落ちついてくるにしたがって、自分自身もペースダウンしよう。電話やメールは後回しにして、充電に備えること。他のメンバーをうまく管理するためには、まずは自己管理が適切にできていなければならない。

2. コミュニケーションスキルを磨く

自己認識を高めることは、強力なツールとなる。

私は最近、チームミーティングの進行状況についてフラストレーションを抱えるクライアントから相談を受けた。そのフラストレーションの原因はどこにあるかと問うと、クライアントははっきりとした理由をなかなか挙げられなかった。ミーティングは非生産的だったのか? それとも系統だっていないのか? 誰も意見を出さないのか?

具体的に表現することが重要だ。

自分がその感情を持つ要因を認識し、それを的確な言葉で表現してみる。自分の気持ちを書き出すことと感情処理との間に関係があることは、研究から示されている。自分の経験と、そこからどう考え、感じたかを書き出し、それからコミュニケーションを図ること。そうすれば、自分の懸念を明確な言葉で定義し、すぐに対応を始められる。職場での透明性は、チーム内の信頼性を高め、友情を育む。今すぐ実践しよう!

編集=遠藤宗生

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