デザインとテクノロジーが食の未来を変えていく

写真=中村祐介

日本ミシュランタイヤは5月14日、中部国際空港セントレアで「ミシュランガイド愛知・岐阜・三重2019特別版」を発表した。3県全域を同時に調査し、1冊で発表するのはミシュランガイドとしては初めて。

愛知県は276軒の飲食店・レストランと26軒の宿泊施設、岐阜県は92軒の飲食店・レストランと25軒の宿泊施設、三重県は168軒の飲食店・レストランと41軒の宿泊施設が掲載された。



今回、三つ星がついたのは、愛知県名古屋市内にある寿司「右江田」と日本料理「ひじ方」(ひじは土の右上に点)、そして三重県伊勢市の寿司「こま田」。

発表会場には、多数の料理店関係者もおり、発表名を聞いてどよめくシーンもいくつかあった。リストで興味深いのは、いい意味で「期待を裏切ってくれた」ことだ。三つ星こそ寿司と日本料理ではあるが、二つ星、一つ星にはフランス料理やイタリア料理が並ぶ。

一方で「ミシュランガイド東京2019」で話題を集めたような「おにぎり店」のように、ひつまぶしや味噌煮込みうどん、味噌カツといった「名古屋めし」の専門店も出てくるのではないか? という多くの関係者の予想ははずれた。

日本ミシュランタイヤのミシュランガイド事業部の伊東孝泰事業開発担当部長は「発表するまで、名古屋めしが出るだろうと言われてきた。しかし、蓋をあけてみれば、イタリアンやフレンチもある。それだけ愛知・岐阜・三重には、魅力的な店があるということ」と話す。

「名古屋といえば、名古屋めし」ではなく、しっかりとその土地に多様な料理人たちが存在していることを今回のミシュランガイドでは明かしたとも言えそうだ。

もちろん紹介される店に「名古屋めし」がないわけではない。「うなぎ」のお店では「ひつまぶし」を出すし、「うどん」のお店はそのほとんどが「きしめん」を提供する。カテゴリー名に隠れた形ではあるが、「名古屋めし」もたしかに存在する。

日本ミシュランタイヤのポール・ペリニオ代表取締役社長は「自動車で知られる愛知、鈴鹿もある三重、そして高山などを有する岐阜という3県をミシュランガイドを通じて、安全に楽しく、快適にドライブしてもらいたい」と話す。

文・写真=中村祐介

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