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I solve the “people pain points” that keep leaders awake at night.


候補者Aは、無難にも思える答えを返した。ただ、良い失敗例をポジティブな形で説明することは気後れしてしまうかもしれないものの、候補者Aのように答えになっていない答えを返すと、逆にネガティブな印象を残してしまうかもしれない。

社会人であれば、ほとんどの人が失敗を経験している。そのため面接官は、候補者Aが本当に自分は完璧な人間だと思っているのかと感じるかもしれない(そうであれば、その人に成長の意思がないということだ)。他の可能性としては、候補者Aが過去の失敗を隠そうとしている、あるいはこれまで大きな目標を設定したり、慎重な形でリスクを取ったり、大胆な行動を取ったりせずに常に安全な選択肢を選んできたため、本当に失敗した経験がないということも考えられる。どの解釈であれ、望ましくないことに変わりはない。

候補者Bも、自分が実際に失敗したときのことではなく、失敗したように「感じた」ときの話をするという、無難な答えを選んでいる。これはあまり正直な回答とは言えないため、これだけでも候補者があまり誠実ではないことが分かる。

一方の候補者Cは、この難しい質問に正直に答え、群を抜いて素晴らしい回答をしている。失敗を認めるのは簡単ではないが、誠実な人は必要なときであれば失敗を包み隠さず正直に認めることができ、失敗を隠そうとしたり、楽な逃げ道を選んだりしない。そして理想的には、失敗から学びを得るものだ。

誠実な人を雇いたい場合は、候補者に仕事で失敗を経験したときのことを尋ねよう。この質問をすれば、あなたの前に座っている人に関する真実を知るための率直な回答を得られるだろう。

編集=遠藤宗生

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