キャリア、求職活動及び労働人口の中のミレニアル世代について執筆

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「ポジティブ思考を持ちましょう」というのは、滑稽なアドバイスのように聞こえるかもしれないが、私はキャリアコーチ業を営む立場から、ポジティブなエネルギーを醸しだすことが就職活動の全プロセスを通じて大きな違いにつながり得ると、自信を持って言える。

他のどんな競争とも同じく、就職活動では自分に合った就職先を見つけるまでに、数多くの拒絶を経験する。しかし、ひとつの求人で拒絶されたことを引きずってはいけない。私はクライアントに対して、拒絶されたことはその仕事や環境が自分に合っていなかったことを示す明確なサインとして捉えるよう勧めている。このエネルギーをうまく利用できれば、長期的には報われる。成功をもたらすシンプルな秘訣(ひけつ)は、粘り強さ、辛抱強さ、そして成長だからだ。

皆さんには、次の求人に応募する前に以下の簡単なヒントを読み、ポジティブ思考が夢の仕事に就くための最善策である理由を理解してほしい。

不採用は気にしない

不採用になっても、自分に非があるとは思わないこと。スティーブン・スピルバーグ監督ですら、南カリフォルニア大学映画芸術学部から3度も入学を拒否されている。彼がその後どんなキャリアを築いたかは、皆さんご存知の通りだ。敗北を喫した時にポジティブな姿勢を持つことで、次のチャンスにしっかりと備えることができる。

面接ではあらゆるエネルギーが伝わる

サイエンティフィック・アメリカン誌によると、心理学ではこの現象を「情動伝染」と呼ぶ。これは、ある人の感情が3つの段階を経て別の人へと移るプロセスのこと。なので、どんなに素晴らしい経歴と志望動機を応募書類に書いていたとしても、就職活動で最も重要なのは面接となる。面接では、自分の興味の度合いや立ち振る舞い、コミュニケーションスキルがみられ、その職場に合った人材かが吟味される。この相性は重要な点だ。

サイコロジー・トゥデー誌で発表された論文によると、ネガティブな感情よりもポジティブな感情を“広める”小人数グループは、満足感が高まるだけでなく、協調性が高まり、自分たちはタスクをよりうまく実行できたと感じる結果となった。どうせ採用されないだろうと思いながら面接に臨んだ場合、それを前提として相手に質問することとなり、面接官はあなたの心の中の不安や気質を見抜くだろう。逆にポジティブなエネルギーで自信を持って面接に臨めば、面接官にとっては面接終了に決断をしやすくなる。

編集=遠藤宗生

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