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世界38カ国、800万人が愛読する経済誌の日本版

Tokyo Creative CEOのクリス・オカノ(写真=Tokyo Creative提供)

スシ、サムライ、ニンジャ。ハリウッド映画やマスメディアで切り取られる、伝統的なステレオタイプの「日本」のイメージはまだまだ海外で根強く残る。「自分自身も日本へ移住する前はそうした表面的なイメージしか持っていなかった外国人のひとりだった」と語るのは、日本最大級の海外向けトップインフルエンサー、クリエイター、エンターテイナーが集結するグローバルコミュニティ、Tokyo CreativeのCEOであり、自身も現役YouTuberでもあるクリス・オカノだ。

同社は3月7日にディー・エヌ・エーより約3000万円の出資を受け、インフルエンサーコミュニティブランドTokyo Creativeの新たな主軸ビジネスとして、オンラインサロンTokyo Creative LEARN(以下、TC LEARN)を開設したことを発表した。圧倒的な外国人フォロワー数で海外へ大きな影響力を持つTokyo Creative所属のトップインフルエンサーを多数起用し、純粋な教育学習プラットフォームを超えたコミュニティ型オンラインサロン兼コミュニティとして始動するとしている。

「所属しているインフルエンサーのカテゴリー、フォロワーはオタク系や美容系、観光系など様々。いろいろなターゲットにリーチできる豊富なバリエーションのコンテンツを作ることができるのが強みの1つです。ある人は東京ドームに注目し、ある人は池袋に注目するなどインフルエンサーそれぞれが信じている、面白いと思う『日本』は違い、語り方も違ってきます。多くのインフルエンサーが所属しているTokyo Creativeだからこそできるコンテンツの作り方だと捉えています」(オカノ)

所属インフルエンサーによる動画本数は現在4000本ほど、視聴回数はすでに累計10億回を超えているという。Tokyo CreativeのSNSアカウントには46万人以上がフォローしており、所属インフルエンサーによる日本に関するバラエティ豊かな動画が掲載されている。

日本に関する疑問の「解」が見つかるコミュニティ

Tokyo Creativeがインフルエンサー事業を行っていくなかで感じた海外のフォロワーが抱く「日本への誤解」がTC LEARNをスタートさせるきっかけとなったという。ジャンルはマーケティングの基礎学習から日本でモデルになるためのHow toまで、幅広いコンテンツテーマを展開。実際に日本に住むインフルエンサーだからこそ発見することができた「日本への誤解」に対するコンテンツや、毎日のように寄せられるフォロワーや視聴者からの細かい質問への回答などに対して「解」を見つけてもらえるようなコミュニティを目指していく。

「それぞれのインフルエンサーが、何をコアとして、情熱的に日本を取り上げているのかは一概には言えないことです。ただ、皆に共通しているのは、日本にはまだまだ意外に知られていない情報がたくさんあり、それをとにかく海外の視聴者やフォロワーに伝えていきたいという思いがあること。

地方創生のインバウンド事業も手掛けていますが、地方で暮らしてはじめてわかる景色の素晴らしさ、自然の素晴らしさ、地方に住む方の温かさを、フィルムで撮る感覚で動画をつくる。またアニメや美容系のプロダクトや体験を、喜んでくれるファンのために、コンテンツを探し、作り、発信しています」(オカノ)


文=大木一真 写真=Tokyo Creative提供

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