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I write about mindfulness and cultivating better work experiences.

Andrey_Popov / shutterstock

上司や会社の役員に対し、自分のアイデアを論じなければならなかったときのことを考えてみよう。事前準備を行い、論じたい点や相手から承諾を得たいことについてきちんと理解したあなたは、上司や役員の部屋に入って話を始める。ところが、席に着いてアイデアの売り込みを始めるとすぐに相手は反論を始め、抵抗を見せる。

こうした事態は、世界中のオフィスで毎日何度も起きている。相手から抵抗されたときには2つの選択肢がある。自分の立場を堅持し主張を続けるか、相手の反対意見に曖昧な態度を取って自分の意見を疑い、相手に降参するかだ。

しかしここには、上司があなたに知ってほしくないある秘密が隠されている。

上司から反論されたとき、その理由は必ずしもあなたに反対していることではない。相手は、あなたが自分の立場を自信を持って擁護するかどうかを見たいと思っているのだ。たとえ障壁にぶつかっても、あなたに自分が訴えていることを実行し完了させる勇気があるかどうかを試すため、相手はこのように反論することがある。

私はこれまで、多くの役員らを指導してきた。安全・内密なスペースで話していて、話した内容がチームに伝わらないと分かっている場合、ほぼ全員がこうした行動を取ることがあると認めている。「アイデア自体は気に入っているが、相手がどのように対応するかを見極めるため反論する」状況だ。このことを認めてしまうと自分の評判が台無しになるため、役員らはこのことを絶対に認めない。しかし、こうしたシナリオはあなたが思うよりも頻繁に起きている。

これこそ、実は役員たちがすべきことでもある。

あなたはアイデアを実現させるリソースや予算、あるいは自分のやりたいことへのお墨付きを求めている。自分のアイデアをちょっとした疑いの声からも守れない人に投資する意味はあるだろうか? その場ではすぐに承認されたとしても、現実ではアイデア実現までの間に他の同僚から反論されることがあるはずだ。

相手は、あなたがどう対処するかを見たいと思っている。うまく対応できなかった場合、相手はたとえそのアイデアを気に入ったとしても、あなたに実行できなければリソースを投資するのは無駄だと考え拒否するだろう。持てる時間や従業員、予算は限られているため、最も大きな影響をもたらす場所に配分したいと考えているのだ。

そのため会議には、確固とした自信を持って臨まなければならない。

翻訳・編集=出田静

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