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フリーライター/エディター

左から、NOW共同創業者の梶谷亮介、NOW共同創業者の家入一真、クロスシェア代表取締役の荒木稜介、クロスシェア取締役COOの佐野奨太、IFアソシエイトの日下部竜、NOWメンバーの中島弘貴

2018年には「ユーキャン新語・流行語大賞」に選ばれ、ニンテンドー『大乱闘スマッシュブラザーズSP』や海外産のFPS(ファースト・パーソン・シューティング)『Fortnite(フォートナイト)』の人気など、話題に事欠かない「eスポーツ」。そんな中で、日本ではまだあまり多くないeスポーツのスタートアップがニュースを発表した。

3月19日、Crosshare(クロスシェア)が家入一真らが代表パートナーを務めるNOW、インキュベイトファンド(IF)を引受先とした第三者割当増資によるシードラウンドでの資金調達をしていたことを明らかにした。投資を受けたのは2018年12月だが、公表するのは今回が初めて。調達額は、非公開とのこと。

「eスポーツ業界の『ヨコのつながり』を強化したい」

クロスシェアでは、eスポーツプレイヤーが対戦相手を探すマッチングサービス「e-mode(イーモード)」を4月にリリースする。これは、現在ゲーム内やDiscordなどのチャットサービスで行われている対戦相手の検索を代替するサービスだ。

腕前やプレイスタイルなどのソート機能を充実させるほか、詳細はまだ明かせないが上位ランカーだけでなくライトゲーマーにも気軽に使えるサービスにするという。代表取締役の荒木稜介は、サービスへの思いを次のように話す。

「現在のeスポーツ業界は、『スプラトゥーン』『PUBG』といったタイトルごとにプレイヤーがはっきりと分かれています。タイトルを超えた横のつながりをつくることができれば、eスポーツ全体のコミュニティが活性化するはず。今後、イーモードではそうした施策を進めていきます」

現在はiOSやアンドロイド、ニンテンドーSwitchやPS4でプレイできるバトルロイヤルゲーム『Fortnite』でのサービスを予定。今後、対応タイトルを順次発表していく。

代表はまだ10代。学生チームの挑戦

トヨタが大会スポンサー、ソフトバンクがチームスポンサーを務め、吉本興業はイベントの開催やチーム運営を始めるなど、日本でも着実に拡大しているeスポーツ経済圏。

既存のソフト売り上げだけでなく、今後はスポンサーや放映権、グッズ収入、チケットというように、野球などのスポーツのような幅広い収益源の確立が期待されている。

そんな中で代表の荒木がクロスシェアを起業したのは、小学4年生から6年間を過ごしたアメリカでの生活がきっかけ。日本よりはるかに熟成した現地のeスポーツシーンをゲーム大国である日本に根付かせることができれば、新たなエンターテイメントになると考え、起業したという。

文=野口直希

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