世界の富豪たちが携わる慈善事業に関する記事を中心に執筆

アマゾンCEO ジェフ・ベゾス(Photo by Matt Winkelmeyer / Getty Images for WIRED25)

米アマゾン・ドット・コムの業績の動向は、その創業者で最高経営責任者(CEO)であるジェフ・ベゾスの資産に常に影響を及ぼしている。そして、アマゾン株は昨年8月につけた最高値の2012ドルより下落しているものの、一年前と比べれば値上がりしている。

それによりベゾスは、昨年に続いてフォーブスの世界長者番付の首位となった。保有する資産は前年から190億ドル(約2兆1210億円)増え、1310億ドル(14兆6290億円)となっている。資産1000億ドル以上で番付の1位になったのは、ベゾスが初めてだ。

そのベゾスについて今、大きな関心を集めているのは、巨額に上るその保有資産が今後も彼のものであり続けるのかどうかということだ。今年1月、ベゾスは25年連れ添った妻マッケンジーとの離婚をツイッターで発表した。

ベゾスは「親として、友人として、ベンチャーとプロジェクトのパートナーとして私たちは、未来は素晴らしいものになると感じている」と述べ、円満な離婚であることを伺わせた。


25年連れ添った元妻のマッケンジーと、ジェフ・ベゾス(Photo by J. Merritt/Getty Images)

だが、この投稿があったすぐ後、米タブロイド紙ナショナル・エンクワイアラーはベゾスと元テレビ番組司会者ローレン・サンチェスの不倫関係を暴露する記事を掲載。2人の写真のほか、ツイッターでのやりとりも入手していることを公表した。

離婚が明らかになったことを受け、ベゾスがアマゾンの経営に関して支配的な力を維持できるのかどうかいう点に疑問が持たれている(ベゾスは現在、同社株の16%を保有)。フォーブスも1月に掲載した記事で、夫妻が暮らしてきたワシントン州では婚姻中に築いた財産が全て「共有財産」とみなされ、公平に分割することになっていると伝えた。

ベゾス夫妻が婚前契約、または結婚後契約を結んでいるかによって、財産分与の方法は変わってくる。夫妻が何らかの契約を結んでいるかどうかは不明だが、婚前契約を交わしている可能性は低い。アマゾンを創業する前に結婚しており、マッケンジーは同社の最初の会計士でもあったためだ。

マッケンジーが財産の半分を受け取ることになれば、彼女は世界で最も裕福な女性になると見込まれる。ただ、財産分与に関する詳細が明らかになるまでフォーブスは、資産はジェフのものとしておくことにした。

過去20年の「世界一」は4人

ベゾスは、過去およそ20年に「世界一の富豪」のタイトルを獲得した4人のうちの1人だ。その他の3人は、持株会社バークシャー・ハサウェイのCEOウォーレン・バフェット(首位になったのは1回)、メキシコの通信王カルロス・スリム・ヘル(同4回)、2001~17年の間に12回トップになったビル・ゲイツだ。

ゲイツは自ら創設した基金に358億ドルを寄付したが、この金額を含めれば今年、再びナンバーワンになっていた(ベゾスと僅差ではあったが)。

編集=木内涼子

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