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このリングは、そのうちの1つ。眼を射るような強い光で輝く、大粒のダイヤモンド、品質はもちろん最高級だ。この石には「GRAFF」「LESEDI LA RONA」の文字、そして米国宝石学会が発行した固有番号がレーザーで刻印されている。自然史のレジェンドが、いま、まさにここにあるのだ。

<BRAND HISTORY>
1960年創業。本店所在地はロンドンのニューボンドストリート。現会長ローレンス・グラフが創業し、一代で世界的な地位を築き上げた。ダイヤモンド供給部門を原産地に設け、原石からジュエリーになるまでを一貫して自社で行う。603カラットの原石「ザ レソト プロミス」から26個のダイヤモンドを見事にカットした実績も。

BVLGARI / Wild Pop

ブルガリが選んだテーマは「ワイルドポップ」。ディスコミュージックやファッション、アートなど、極上のラグジュアリーに満ちあふれていたスリリングな1980年代を、大胆な造形と色彩のコンビネーションで表現した最新コレクションだ。


「ワイルドポップ」ネックレス。18Kピンクゴールド、ダイヤモンド(計16.63カラット)、ザンビア産ドロップシェイプエメラルド(計65.74カラット)、アメシスト(計11.15カラット)、エメラルド(計5.03カラット)、ターコイズ(計6.86カラット)。1億9550万円(予定価格)。ブルガリ ジャパン 03-6362-0100

中でもグラマラスな魅力を放つこのマスターピースは、80年代のファッションに特徴的なドレスのレイヤードからインスピレーションを得たデザイン。上質なエメラルドの産地として名高いザンビア産の大粒エメラルドを惜しげなく配し、迫力満点に仕上げている。胸元を覆う幅広のネックレスは、その形状からビブ(よだれかけ)と呼ばれるが、これもまたブルガリが長年得意としてきたアイコニックなスタイルなのである。

<BRAND HISTORY>
1884年、ギリシャからの移民であった銀細工師、ソティリオ・ブルガリによってローマに創業。現在の本店所在地はコンドッティ通り10番地。映画『クレオパトラ』で主演したエリザベス・テイラーは、ローマ近郊での撮影中にブルガリに通いつめたといわれるほどの熱狂的なフリーク。本店には彼女の名を冠したVIPルームが今も存在する。

BOUCHERON / Nature Triomphante

自然の美しさを写しとる写実的な手法は、老舗ブシュロンが得意としてきたところ。新作「ナチュール トリオンファント」では、その写実性の限界に挑戦。本物の花をスキャンして3Dデータを取り込み、不揃いな花びらの形やうっすらした葉脈までも再現するというハイパーリアリスムを実現した。


「ニュアージュ ドゥ フルール」ネックレス。18Kピンクゴールド、ダイヤモンド、クッションカットピンクトルマリン(42.96カラット)、マザーオブパール。1億740万円(参考価格)。ブシュロン カスタマーサービス 03-5537-2203

淡く色づいた雲を思わせるこのネックレスは、アジサイの花をスキャンして成形し、薄いマザーオブパールを重ね合わせたもの。センターに輝くピンクトルマリンが、色彩のアクセントになっている。手作業による伝統的な職人技に、21世紀ならではのハイテクノロジーを組み合わせたスタイルは、パリのトップジュエラーたちの中でもとりわけ先駆的といえるだろう。

<BRAND HISTORY>
1858年創業。当初、パリのパレロワイヤルに本店を開いたが、93年にヴァンドーム広場26番地に移転。ジュエリーのグランメゾンとしては最も早くヴァンドーム広場に進出した。2018年は創業160周年にあたり、かつてインドからマハラジャもはるばる訪れたという本店が、大規模な改修を終えてリニューアルオープンしたばかり。

text & edit by Keiko Homma

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