フォーブス ジャパン編集部 エディター

事業共創プログラム「SOCIAL OUT TOKYO」

SDGs(持続可能な開発目標)やESG(環境・社会・ガバナンス)投資といった言葉を頻繁に耳にするようになった昨今。企業活動において、「社会貢献」「サステナブル」の視点を取り入れているかどうかを気にする消費者は多い。社会のことを考えず、自社の利益のみを追求していく企業は淘汰されていくような時代の流れになっている。

こうした時代における、理想的な企業活動のあり方は何か。よりよい社会づくりに挑戦し続けるリーダーたちと、企業の未来を担う事業担当者が一堂に会し、これからの時代に求められる「事業の中心に社会性を据えたサステナブルな企業活動」を模索する事業共創プログラムが2018年5月に始動した。

そのプログラムが「SOCIAL OUT TOKYO(ソーシャルアウト・トーキョー)」。仕掛けるのは、企業課題、社会課題の解決に取り組むクリエイティブカンパニーのAMD ltd.だ。



スマイルズの遠山正道やスノーピークの山井太、マザーハウスの山崎大祐といった第一線で活躍するリーダーたちがサステナブルな企業活動に関する講演を実施。そこで得た知識をもとに、キリン、コクヨ、菅公学生服、リバースプロジェクト、日本瓦斯(ニチガス)、コイニー、ソフトバンク、STORES.JP、EXIT FILMなど規模を問わずに集まった企業の担当者がチームを組み、社会性を据えたサステナブルな企業活動を考えていく。

SOCIAL OUT TOKYOのプログラムは全部で9回。5月から始まり、12月のプレゼンテーションで最終的なアウトプットを発表し、活動は幕を閉じた。



「世の中を動かす素晴らしい活動の多くは、まず自分たちで『いい!』『楽しい!』と思える取り組みを小さく始め、少しずつ共感する人たちが集い、活動が大きくなる、といったアプローチで生まれています。企業での立場や肩書きはいったん捨てて、『好き』の力を原動力に、小さな一歩をまず踏み出す。自由な視点とやりがいを持って、これからの時代に合った事業を検討する『SOCIAL OUT』のコンセプトのもと、これからの自社のあるべき活動を小さくテストして本格的な事業に育てていくのが、このプログラムです」

SOCIAL OUT TOKYOを主宰した、AMDの金山大輝、大畑慎治はプログラムの意義について、上記のように述べる。

全9回。約半年間にわたって開催されたプログラムを通して生まれてきたアイデアは一体、どのようなものか。最終プレゼンテーションで発表されたアイデアを紹介する。

文=新國翔大 写真=SOCIAL OUT TOKYO

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