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ヨーロピアン・ベスト・デスティネーションズ(EBD)がまとめる欧州の旅行先ランキングでは今年、欧州で「必見」の20都市の頂点にハンガリーの首都ブダペストが輝いた。

同ランキングは今年10年目を迎え、投票数は50万件以上と過去最多を記録。ランキング入りした都市は年間を通して数百万人の旅行客に宣伝され、マーケティングでは「ヨーロピアン・ベスト・デスティネーション(欧州最高の旅先)」の称号を表示することが許される。

今年のリストには、王道のアテネやフィレンツェ、パリに加え、ポルトガルのブラガやスロバキアのブラティスラバ、ベルギーのダイナン、フランスのメス、ポーランドのポズナン、クロアチアのカブタット、モンテネグロのコトルなど、あまり有名ではない旅先もランク入りした。また、3位には持続可能な観光地として表彰を受けているイタリアのモンテイゾラが入った。

ブリュッセルを拠点とするEBDは、欧州を世界で最高の旅先として推進し、最も観光客に人気の都市を表彰・宣伝。また、持続可能な観光を推進するため欧州委員会(EC)と協力し、欧州で最高のクリスマスマーケット、欧州で最高のビーチ、最もロマンチックな旅先、欧州で最高のスキーリゾートなどの観光コンテストを企画している。

EBDによると、ランキング入りした都市では観光客が大幅に増加する。優勝都市の観光業成長率は、2017年のポルトガル・ポルトで16%、2015年の仏ボルドーで13%、2016年のクロアチア・ザダールで25%、2018年のポーランド・ブロツワフでは11%だったという。

EBDは今年のランキングのハイライトとして、伊モンテイゾラが持続可能な旅先として初めてトップ3に入ったことや、フランスで最も独創的でダイナミックな都市の一つであるメスがランキング入りしたこと、生活の質がポルトガル国内で1位、欧州でも3位のブラガが2位に入ったことを挙げている。

EBDは「上位15都市は、2019年に訪れるべきホットな都市として数百万人の旅行者を対象に宣伝され、EBDのウェブサイトで取り上げられる。EBDのサイトは欧州の観光専門サイトでは最も多くの訪問者を抱えており、550万人以上の旅行者が閲覧している」と説明している。

EBDがまとめた欧州で訪れるべき旅行先トップ20は次の通り。

1位 ブダペスト(ハンガリー)
2位 ブラガ(ポルトガル)
3位 モンテイゾラ(イタリア)
4位 メス(フランス)
5位 ポズナン(ポーランド)
6位 マラガ(スペイン)
7位 ジュネーブ(スイス)
8位 カブタット(クロアチア)
9位 ブラティスラバ(スロバキア)
10位 サントマキシム(フランス)
11位 ディナン(ベルギー)
12位 アテネ(ギリシャ)
13位 コトル(モンテネグロ)
14位 リガ(ラトビア)
15位 フィレンツェ(イタリア)
16位 パリ(フランス)
17位 ベルリン(ドイツ)
18位 ウィーン(オーストリア)
19位 ロンドン(英国)
20位 ブリュッセル(ベルギー)

編集=遠藤宗生

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