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ニューヨークの求職者スーザンは次のように述べた。

「私の次の転職は、経験がない分野で経験を積むための、あるいは自分に合っていて成長の伸び代がある仕事に移るための、横方向の動きになるかもしれない。そのため『経験が多過ぎる』と思われるのではないかと懸念している」

「なぜ自分を採用すべきなのか」を説得力を持って論じるには、現在応募中の仕事に合わせて議論を展開しなければならない。そのためまずは、職務内容記述を長い時間かけてしっかり見直すこと。その会社は何をする必要があるのか、どのようなタイプの候補者を求めているのか、自社をどのように説明しているかを特定する。

次に、自分が提供できるもの、特定の資格、自分をどのように説明するかなど、自分の経歴を正直な視点から評価する。最後に、会社が求めているものと自分が提供するもののズレを埋め、企業にアプローチすること。

職務内容記述で求められる経験は5年なのに、あなたの経験が15年の場合など、企業が求めるものとあなたの経歴・スキルのズレが大きい場合は、その仕事によりカスタマイズし、説得力を持たせなければならない。そのため私は、「経験豊富過ぎる」と思われることに対するスーザンの懸念が理解できる。

しかしほとんどの求職者は、特定の職務内容記述と自身の経歴を100%マッチさせることができない。ある分野での経験が多過ぎる一方で、他分野では経験に乏しい求職者がほとんどだ。経験豊富過ぎると思われて相手にされないことを心配し、被害妄想になったり防御的な態度を取ったり、落胆したりするよりも、企業の求めるものと自分の提供できるもののギャップを埋めることに注力しよう。

ここでは、自身のスキルや経験よりも要求レベルが低い仕事に応募するときの5つのコツを紹介する。

1. 履歴書を使わず面接までこぎ着ける

必要とされるよりも経験年数がはるかに長い、あるいは特定の業界における専門性が他よりも高いなど、要件と実際の間にズレがあることが履歴書から明白な場合、簡単に候補者から外されてしまうかもしれない。レベルアップではなく、水平方向の転職を目指している理由を説明できる唯一のものは、物言わぬ履歴書ではなくあなた自身だ。

そのためには、履歴書を提出する前に直接面接を設定しなければならない。これを実現するには、紹介を受けたり、アポなしで電話をかけたり、簡単だが一方的なネット応募は避けたりすること。

2. 経験が多過ぎる人はコストが高いという懸念を拭い去る

必要以上の経験年数があると、企業はあなたを雇うと高くなるかもしれないという懸念を抱く。キャリアを変更するときは、いつも必ず給与を下げなければならないわけではない。しかし、給料の高い業界や役割から低いものへと転職する場合や、学びを深めるためその仕事に就きたい場合は給料減も受け入れなければならないだろう。

翻訳・編集=出田静

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