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余談だが、ほかのゴルフコースと違いクラブハウスが白亜のモダンなつくりになっていて、それ自体がこのコースの各ホールから目印のように見えてくるあたりに情緒がある。

ドッグレッグやアップダウン、海は見えないものの風が常にいろいろな方向から吹いてくる感じは、スコットランドに君臨する名門中の名門、ミュアフィールドの雰囲気にちょっと似ていると筆者は思っている。

全英オープンのローテーションの中でも攻略が難しいコースがカーヌスティとここ、ロイヤル・バークデールだというのもうなずける。一方で、昨年にはブランデン・グレースがメジャー大会で史上初となる最少スコア「62」を叩き出したのも、ここロイヤル・バークデールである。

まさにタフ・アンド・フェア、この名声にふさわしい大変味わいのあるコースで、筆者の最も好きなコースの1つである。ゴルファー諸君には、人生で一度はプレイされることを強くお勧めする。

猛者たちがしのぎを削った全英オープン常連のコース



ロイヤル・バークデール・ゴルフクラブは、ロンドンから約350km北西に離れたマージーサイド州、リバプール郊外のアイリッシュ海沿いにある。コースは全長7,156ヤード、パー70。数多の著名なゴルファーたちが、このコースで繰り広げられる全英オープンをはじめとした大舞台でしのぎを削ってきた。写真は15番ホール。コース最長の542ヤード、パー5。


こいずみ・やすろう◎FiNC 代表取締役CSO/CFO。東京大学経済学部卒。日本興業銀行、ゴールドマン・サックスで計28年活躍。現役中から、インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢・発起人、TABLE FOR TWO Internationalのアドバイザーなど社会貢献活動にも参加。お金のデザイン社外取締役、WHILL、FC今治のアドバイザー。

文=小泉泰郎

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