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しかし、高価格帯のスマホの販売額は競合と比べるとかなり見劣りする。Canalysのデータでは、ファーウェイの600ドル以上のスマホの出荷台数は、今年上期に360万台だった。アップルの同期間の出荷台数は7780万台、サムスンは3160万台だった。

ファーウェイが売上を伸ばせない最大の原因の一つは米国市場に本格参入が果たせていないことにある。米国の4大キャリア(ベライゾン、AT&T、Tモバイル、スプリント)は2012年以来、ファーウェイ製品を取り扱っていない。

これは2012年に米国議会で、ファーウェイ製品が中国政府によるスパイ行為に利用されているとの報告があげられて以来のことだ。ファーウェイは度々、この疑惑を否定しているが最近もトランプ政権が反中国的な姿勢を見せるなか、この疑念はなかなか消えそうもない。

しかし、ファーウェイ側は米国市場をあきらめた訳ではない。「米国は我が社にとって非常に重要な市場だ。良い製品をつくり続けていれば、米国市場が我が社を受け入れるのは時間の問題だ」とファーウェイの広報担当は述べた。

逆風はあるものの、ファーウェイがハイエンドのスマホ市場でアップルやサムスンに匹敵しうるメーカーであることは確かだ。通信ネットワーク事業から得た巨大な利益を、ファーウェイはスマホのテクノロジーやマーケティングに投入できる。

「3年ほど前、ファーウェイは中国の中価格帯のスマホメーカーの一社に過ぎなかった。しかし、ファーウェイ製品のクオリティは劇的に向上している。このままの勢いで発展が続けばもう1年ほどで、そのクオリティはアップルやサムスンと同等のレベルになる」と調査企業、Counterpointの担当者は述べた。

編集=上田裕資

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